水深40メートルで眠るエモンズをダイビングで見てみよう

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アメリカの駆逐艦エモンズは、現在水深40メートルの場所に眠っていると言われています。未だに油の流出の問題もあり、その他にも魚雷の不発弾、弾薬が残っているとも言われているものです。沖縄は太平洋戦争において、日本軍とアメリカ軍が激しく戦った場所です。そのため数々の戦争の形跡が残っていますが、その中でも沖縄で最大級のポイントがこのエモンズだということです。水深40メートルに横たわっている駆逐艦ですが、その長さはなんと109メートルを誇るかなりの大きさです。40メートルという深さにあり、時に強く流れることもあるので、誰もが簡単に見に行くことができるものではないのです。スキルや経験を積んだダイバーのみが、潜れるスポットと言えます。

そもそもエモンズはどこにあるのかと言うと、沖縄県本島北部にある古宇利島の沖合に沈んでいると言われています。本部町に美ら海水族館がある為、そのさらに北側に位置していることになります。那覇空港からであれば、高速を使い約2時間ほどで到着します。古宇利島はハートロックや古宇利島大橋などの観光スポットとしても非常に有名です。名護市にあるダイビングショップに申し込みをすることにより、車がなくてもエモンズに潜りに行くことができるでしょう。古宇利島へは沖縄本島から直接は行くことができず、二度橋を渡っていくことになります。

古宇利島大橋を渡りすぐのところに漁港があるので、そこからボートに乗り込んでエモンズへという流れになるでしょう。実際に潜ってみると分かりますが、海の青さにきっと驚くことでしょう。エモンズを目指し水深40メートルほどまで沈んでいくと、全長100メートルにも渡る駆逐艦が顔を出します。25Mほどのところでぼんやりとその姿が見えてくることでしょう。全長100メートルのエモンズには船首と中央、船尾の三か所にブイがあり、ポイント到着後に流れなどの様子を見た上でブイを決めることになります。

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