水深40mに眠る沈没船エモンズ

エモンズは第2次世界大戦で活躍したアメリカの駆逐艦で、沖縄戦に参加して航行中に日本の特攻機にによって攻撃され沈没した船です。前を行く別の駆逐艦が攻撃され、応戦時に特攻機1機に突入され、大爆発を起こし復元不可能となりました。乗員66名が戦死し、70名が負傷したと伝われていて、その後50年後に猟師の人が油が湧き出ているのを発見し、海上保安庁にの調査により、軍艦が発見されました。今でも油が流出していて、不発の魚雷や弾薬などを見ることができる、有名なダイビングポイントになっています。

このエモンズが沈んでいる場所は沖縄本島の北部の古宇利島の沖で、古宇利島はハートロックと呼ばれるハートの形をした岩や海の絶景が見渡せる古宇利大橋などが有名な観光スポットで、那覇空港からレンタカーなどを使って、高速道路を走ると2時間くらいで着きます。沖縄本島から離れた場所にある島ですが、橋が整備されているので、車がない場合でもバスを乗り継ぐことで行くことができます。ダイビングは古宇利島の港からボートで目的地までは約10分ほどかかり、潜って誰もが感じることは海がきれいなことで、透き通るような青い海に感動します。25mほど潜るとぼんやりと船体を見ることができ、まるで異世界に入ったような気分になり、40m潜って船をはっきりと見るとあまりの大きさに畏敬の念を感じます。

船首ははっきりと確認できますが、船の大きさを感じるには船尾から見た風景がよくわかり、迫力さえ感じます。沈没の原因となったであろう攻撃を受けた時の穴なども確認できたり、当時のまま残っている砲台、操縦室であろう計器類がある部屋、スクリューや不発で残っている魚雷などを見ていると、当時の軍艦の面影を知ることができます。

軍艦のそばには戦死した人を祀っている慰霊碑もあり、戦争の悲惨さや現代の平和の大切さをあらためて心に刻むことができ、感動で一生忘れることができないダイビングツアーを満喫できます。

エモンズ(USS EMMONS) 沖縄の沈没船・レックダイビング